2018年11月4日 / 最終更新日時 : 2018年11月4日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 11 川田忠樹氏の著書 小欄のタイトルは「余話」であるし、シナリオも作ってないから、どう展開するか、正直、筆者自身もよく分からない連載だ。 それにしても、随分長い思考の旅をしてきた。東京・護国寺に鳥居があり、その手前に石橋があったことに好奇心を […]
2018年10月9日 / 最終更新日時 : 2018年10月9日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 10 「当分の間」が70年 2回休載したので復習すると、東京都内の寺院に都内最古とされる石橋(写真)がある。現地の案内板には「昭和23年、文部省より重要美術品に認定」と書かれているのに、この石橋を紹介した書籍には「東京都の重要美術品指定建造物」とあ […]
2018年9月1日 / 最終更新日時 : 2018年9月16日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 9 謎は深まる さて、都内の寺院にある「石橋(しゃっきょう)」である。 (中略) 現地で不審に思ったことがある。案内板に「この石橋は昭和23年、文部省より重要美術品に認定されている」と書かれていた。あれっ? 先述の本には「東京都の重要美 […]
2018年8月16日 / 最終更新日時 : 2018年9月16日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 8 石橋 日本道路協会の図書室を借りて調べごとをするうち、日本橋梁建設協会が編集した「新版 日本の橋 ―鉄・鋼橋のあゆみ―」(2004年)という本を偶然手にした。 本の内容は拾い読みでも勉強になったが、気になる文章を目にした。 ( […]
2018年7月15日 / 最終更新日時 : 2018年9月16日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 7 言葉にせずとも 明治神宮の広報調査課・福徳美樹さんから届いたメールにあった「言葉にせずとも」は、橋と神域について調べているとよく出会う感覚である。 この連載で何回か引用した森本哲郎さんが日本のあちこちを旅して最後に伊勢神宮の宇治橋を渡っ […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2018年7月6日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 6 神橋は一つの境界 治神宮の神橋(写真)は神域の精神性というより、景観造りの一環云々という前回記事をご覧になった神宮の広報調査課・福徳美樹さんから、次のようなメールをいただいた。 (中略)「南参道に架かっている神橋を境に、年に2回の大祓( […]
2018年7月6日 / 最終更新日時 : 2018年7月7日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 5 明治神宮に橋は? さて、東京の明治神宮である。神宮の境内を思い出しても橋の景観をにわかにはイメージできなかったので、「明治神宮に橋はないのでは?」と、ある日確かめに行った。 JR原宿駅を降りると、まず「神宮橋」(写真1)がある。1981年 […]
2018年6月6日 / 最終更新日時 : 2018年6月6日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 4 宇治橋を渡りながら 橋を渡るとは、何だろう。一般に「橋は単に向こう側へ渡る手段としてしか考えられていない」と認めながらも、森本哲郎さんは伊勢神宮の宇治橋を渡りながら、橋の精神的な意味を考え続けた。「橋とは深い形而上学的な意味を象徴しているの […]
2018年5月3日 / 最終更新日時 : 2018年5月3日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 3 舞台は伊勢へ さて、森本哲郎さん(1925-2014)である。 (略) 「旅は人生 日本人の風景を歩く」(PHP研究所、2006年)という著作を残している。各地を旅して風景に見入り、日本人がその風景にどんな思いを託してきたかを綴った。 […]
2018年5月3日 / 最終更新日時 : 2018年5月3日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 2 そういえば、亀戸天神でも 橋梁調査会(東京・文京区)に近い護国寺で鳥居の近くに架かる橋を見ながら、日本人は昔から橋にどんな思いを寄せていたのかを想像していて、ふと、似たような構図をかつて見たような気がした。あれこれ調べて記憶をよみがえらすと、亀戸 […]
2018年4月22日 / 最終更新日時 : 2018年5月3日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 護国寺から 1 鳥居の近くに石の橋が架かって 橋梁調査会(東京都文京区音羽)を取材で訪れると、すぐ近くにある護国寺の境内をよく散歩する。五大将軍綱吉が開山した真言宗の名刹。江戸の面影を都心に残し、参拝者が絶えない。 入口の仁王門をくぐって本堂に向かう途中の右手に、鳥 […]
2018年1月9日 / 最終更新日時 : 2018年5月3日 橋梁通信 余話 (橋は動かず 思いは飛んで) 余話 那覇にて 2つの重要文化財 近過ぎるゆえのミステリー? 沖縄県那覇市にある重要文化財の橋2つを見に行った。天女橋と放生橋。所在地は、前者が「首里当蔵町1-2」、後者が「首里当蔵町2-1」とネット上に紹介されている。 近い […]